【最新版】最優秀防御率タイトル歴代受賞者一覧【プロ野球】

プロ野球個人タイトルのひとつ、最優秀防御率。この記事では、歴代の最優秀防御率を獲得した選手をご紹介します。

最優秀防御率の獲得条件

最優秀防御率のタイトルを獲得するには、規定投球回に到達する必要があります。

現在のプロ野球は、基本的に年間143試合のため「143×1イニング＝143イニング」が規定投球回になります。最優秀防御率を獲得するためには、最低でも年間143イニングを投げなくてはいけません。

歴代の最優秀防御率タイトル受賞者

1リーグ時代

年度	選手	防御率
1936秋	景浦將(大阪)	0.79
1937春	沢村栄治(東京巨人軍)	0.81
1937秋	西村幸生(大阪)	1.48
1938春	西村幸生(大阪)	1.52
1938秋	スタルヒン(東京巨人軍)	1.05
1939	若林忠志(大阪)	1.09
1940	野口二郎(翼軍)	0.93
1941	野口二郎(大洋軍)	0.88
1942	林安夫(朝日軍)	1.01
1943	藤本英雄(東京巨人軍)	0.73
1944	若林忠志(阪神軍)	1.56
1946	藤本英雄(東京巨人軍)	2.11
1947	白木義一郎(東急)	1.74
1948	中尾碩志(巨人)	1.84
1949	藤本英雄(巨人)	1.94

2リーグ制後

セ・リーグ受賞選手	防御率	年度	パ・リーグ受賞選手	防御率
大島信雄(松竹)	2.03	1950	荒巻淳(毎日)	2.06
松田清(巨人)	2.01	1951	柚木進(南海)	2.08
梶岡忠義(大阪)	1.71	1952	柚木進(南海)	1.91
大友工(巨人)	1.85	1953	川崎徳次(西鉄)	1.98
杉下茂(中日)	1.39	1954	宅和本司(南海)	1.58
別所毅彦(巨人)	1.33	1955	中川隆(毎日)	2.08
渡辺省三(大阪)	1.45	1956	稲尾和久(西鉄)	1.06
金田正一(国鉄)	1.63	1957	稲尾和久(西鉄)	1.37
金田正一(国鉄)	1.30	1958	稲尾和久(西鉄)	1.42
村山実(大阪)	1.19	1959	杉浦忠(南海)	1.40
秋山登(大洋)	1.75	1960	小野正一(毎日大映)	1.98
権藤博(中日)	1.70	1961	稲尾和久(西鉄)	1.69
村山実(阪神)	1.20	1962	久保田治(東映)	2.12
柿本実(中日)	1.70	1963	久保征弘(近鉄)	2.36
バッキ―(阪神)	1.89	1964	妻島芳郎(東京)	2.15
金田正一(巨人)	1.84	1965	三浦清弘(南海)	1.57
堀内恒夫(巨人)	1.39	1966	稲尾和久(西鉄)	1.79
権藤正利(阪神)	1.40	1967	足立光宏(阪急)	1.75
外木場義郎(広島)	1.94	1968	皆川睦男(南海)	1.61
江夏豊(阪神)	1.81	1969	木樽正明(ロッテ)	1.72
村山実(阪神)	0.98	1970	佐藤道郎(南海)	2.05
藤本和宏(広島)	1.71	1971	山田久志(阪急)	2.37
安田猛(ヤクルト)	2.08	1972	清俊彦(近鉄)	2.36
安田猛(ヤクルト)	2.02	1973	米田哲也(阪急)	2.47
関本四十四(巨人)	2.28	1974	佐藤道郎(南海)	1.91
安仁屋宗八(阪神)	1.91	1975	村田兆治(ロッテ)	2.20
鈴木孝政(中日)	2.98	1976	村田兆治(ロッテ)	1.82
新浦寿夫(巨人)	2.32	1977	山田久志(阪急)	2.28
新浦寿夫(巨人)	2.81	1978	鈴木啓示(近鉄)	2.02
平松政次(大洋)	2.39	1979	山口哲治(近鉄)	2.49
松岡弘(ヤクルト)	2.35	1980	木田勇(日本ハム)	2.28
江川卓(巨人)	2.29	1981	岡部憲章(日本ハム)	2.70
斉藤明夫(大洋)	2.07	1982	高橋里志(日本ハム)	1.84
福間納(阪神)	2.62	1983	東尾修(西武)	2.92
小林誠二(広島)	2.20	1984	今井雄太郎(阪急)	2.93
小松辰雄(中日)	2.65	1985	工藤公康(西武)	2.76
北別府学(広島)	2.43	1986	佐藤義則(阪急)	2.83
桑田真澄(巨人)	2.17	1987	工藤公康(西武)	2.41
大野豊(広島)	1.70	1988	河野博文(日本ハム)	2.38
斎藤雅樹(巨人)	1.62	1989	村田兆治(ロッテ)	2.50
斎藤雅樹(巨人)	2.17	1990	野茂英雄(近鉄)	2.91
佐々岡真司(広島)	2.44	1991	渡辺智男(西武)	2.35
盛田幸妃(大洋)	2.05	1992	赤堀元之(近鉄)	1.80
山本昌広(中日)	2.05	1993	工藤公康(西武)	2.06
郭源治(中日)	2.45	1994	新谷博(西武)	2.91
ブロス(ヤクルト)	2.33	1995	伊良部秀輝(ロッテ)	2.53
斎藤雅樹(巨人)	2.36	1996	伊良部秀輝(ロッテ)	2.40
大野豊(広島)	2.85	1997	小宮山悟(ロッテ)	2.49
野口茂樹(中日)	2.34	1998	金村暁(日本ハム)	2.73
上原浩治(巨人)	2.09	1999	工藤公康(ダイエー)	2.38
石井一久(ヤクルト)	2.61	2000	戎信行(オリックス)	3.27
野口茂樹(中日)	2.46	2001	ミンチー(ロッテ)	3.26
桑田真澄(巨人)	2.22	2002	金田政彦(オリックス)	2.50
井川慶(阪神)	2.80	2003	斉藤和巳(ダイエー) 松坂大輔(西武)	2.83
上原浩治(巨人)	2.60	2004	松坂大輔(西武)	2.90
三浦大輔(横浜)	2.52	2005	杉内俊哉(ソフトバンク)	2.11
黒田博樹(広島)	1.85	2006	斉藤和巳(ソフトバンク)	1.75
高橋尚成(巨人)	2.75	2007	成瀬善久(ロッテ)	1.82
石川雅規(ヤクルト)	2.68	2008	岩隈久志(楽天)	1.87
チェン(中日)	1.54	2009	ダルビッシュ有(日本ハム)	1.73
前田健太(広島)	2.21	2010	ダルビッシュ有(日本ハム)	1.78
吉見一起(中日)	1.65	2011	田中将大(楽天)	1.27
前田健太(広島)	1.53	2012	吉川光夫(日本ハム)	1.71
前田健太(広島)	2.10	2013	田中将大(楽天)	1.27
菅野智之(巨人)	2.33	2014	金子千尋(オリックス)	1.98
ジョンソン(広島)	1.85	2015	大谷翔平(日本ハム)	2.24
菅野智之(巨人)	2.01	2016	石川歩(ロッテ)	2.16
菅野智之(巨人)	1.59	2017	菊池雄星(西武)	1.97
菅野智之(巨人)	2.14	2018	岸孝之(楽天)	2.72
大野雄大(中日)	2.58	2019	山本由伸(オリックス)	1.95
大野雄大(中日)	1.82	2020	千賀滉大(ソフトバンク)	2.16
柳裕也(中日)	2.20	2021	山本由伸(オリックス)	1.39
青柳晃洋(阪神)	2.05	2022	山本由伸(オリックス)	1.68
村上頌樹(阪神)	1.75	2023	山本由伸(オリックス)	1.21
髙橋宏斗(中日)	1.38	2024	モイネロ(ソフトバンク)	1.88