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【支配下選手登録・育成選手】プロ野球1チームの選手人数は?

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この記事は以下の方向けです
  • プロ野球1チームの選手人数を知りたい方
  • プロ野球に詳しくなりたい方

プロ野球は多くの選手が試合出場しており、1チームの選手人数が気になりますよね。

この記事ではプロ野球観戦歴20年以上の筆者が、プロ野球1チームの選手人数をお伝えします。

また、ポジションごとの内訳や一軍の出場選手登録・育成選手も解説します。

この記事を読めば、あなたもプロ野球チームの人数に詳しくなれますよ。

支配下選手登録

プロ野球1チームの選手人数は、基本的に最大70名となっています。

「支配下選手登録」と呼ばれており、球団が特定の選手との間で独占的に契約を結べる状態を指します。

契約期間中はそのチームの選手として、ペナントレースやオールスターゲーム・日本シリーズなどに出場する義務を負います。

支配下選手登録人数の変化

1965年のドラフト制度導入時、支配下選手は最大60名でした。

ドラフトで指名できる人数は、最大6名と制限されていました。

ただ、ドラフト制度導入後も有望選手を囲い込んだり、ドラフト外入団という手段が、ドラフト制度の抜け穴として使われていたのです。

1991年のドラフトから、ドラフト外による入団は一部の特例を除いて廃止されます。

廃止にあたって、ドラフト会議では最大10名まで指名できるようになり、支配下選手は最大70名となりました。

支配下選手ドラフト指名
1965~1990年最大60名最大6名
1991年~最大70名最大10名

【プロ野球ドラフト会議】仕組みやルールを解説【2021年の日程や会場は?】

出場選手登録

「支配下選手登録」の中から、一軍の試合に出場する選手が選ばれます。

「出場選手登録」と呼ばれており、登録人数は最大29名です。

ちなみに、実際に試合出場できるベンチ入り選手は29名のうち、最大25名です。

また、外国人選手の一軍登録人数も最大4名と決められています。

2020・2021年は、新型コロナウイルスへの対応策として、登録人数が変更されています。

  • 出場選手登録…最大29名→31名
  • ベンチ入り…最大25名→26名
  • 外国人選手…最大4名→5名

出場選手登録ベンチ入り外国人選手
通常最大29名最大25名最大4名
コロナ対応最大31名最大26名最大5名

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ポジションごとの内訳人数

支配下選手登録は70人ですが、12球団ポジションごとの内訳人数はどうなっているのでしょうか。

筆者の手元にある2020年開幕前の選手名鑑から人数を出しています。

投手捕手内野手外野手
埼玉西武356151167
福岡ソフトバンク336151266
東北楽天347131266
千葉ロッテ347131266
北海道日本ハム348141167
オリックス326141365
読売336141265
横浜DeNA34717967
阪神367131268
広島東洋347161067
中日366131166
東京ヤクルト36714966

どのチームも投手の人数が多いですね。

理由として、ペナントレースの長さが挙げられます。

野球は投手の出来が勝敗に影響しやすいスポーツです。

半年間のペナントレースを戦う上で疲労や怪我を考えると、投手は多いに越したことはありません。

開幕前の時点では、どのチームも支配下選手登録の最大70名に達していません。なぜでしょうか?

理由はシーズン中の戦力補強を考えているからです。

例えば、新外国人選手やトレードでの選手獲得に備えて枠を空けています。

また、このあとお伝えする、育成選手を支配下登録選手に変更する可能性も考えています。

育成選手

支配下選手登録70名以外に「育成選手」の制度があります。

2005年から開始されました。

育成選手は支配下選手登録を目指して、野球技能の錬成向上およびマナー養成などを行います。

一軍の公式戦には出場できませんが、二軍の試合やオープン戦には出場できます。

育成選手を獲得するには「支配下選手登録」の人数が65名以上必要です。

どうして育成選手の制度ができたのでしょうか?

当時、社会人野球の廃部が相次いだことから、有望選手の育成と裾野を広げる目的で育成選手は導入されました。

※導入時「選手枠の上限を撤廃すべき」という主張がありましたが、資金力のある球団が選手を多く抱えることになり、反対意見も出たためルール改正は実現しませんでした。

現在、育成出身選手の活躍は目覚ましいです。

特にソフトバンクの育成出身選手は、千賀滉大選手・石川柊太選手・周東佑京選手などがタイトルを獲得しています。

まとめ

  • プロ野球1チームの選手人数「支配下選手登録」は最大70名
  • 一軍の試合に出場する「出場選手登録」は最大29名、ベンチ入り選手は最大25名
  • 支配下選手登録70名以外に「育成選手」の制度がある
  • 「育成選手」を獲得するには「支配下選手登録」の人数が65名以上必要

支配下選手登録や出場選手登録の人数を知ることで、チームの方針や補強の可能性が見えてきます。

また、出場選手登録を予想し、自分なりのチーム編成を考えるのも楽しいですよ。

チームの人数や育成選手・チーム内の競争に注目してくださいね。

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