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【プロ野球ドラフト会議】仕組みやルールを解説【2021年の日程や会場は?】

ブログを見ていただきありがとうございます。

この記事はプロ野球のドラフト会議について知りたい方への内容になっています。

プロ野球で秋の一大イベントとなっているドラフト会議ですが、仕組みやルールはどこまでご存じでしょうか。

この記事では野球観戦歴20年以上の筆者がドラフト会議の仕組みやルールをお伝えしていきます。

また2021年ドラフト会議の日程や会場も併せてお伝えします。

この記事を読めば今以上にドラフト会議に詳しくなれますよ。

ドラフト会議とは

プロ野球のドラフト会議は、日本野球機構(NPB)が主催する新人選手獲得のために行われる会議です。

毎年10月に行われており、正式名称は「新人選手選択会議」といいます。

ドラフト会議の歴史は長く、1965年に第1回ドラフト会議が開催されました。

注意したいのが、ドラフト会議で各球団が得るのは「契約交渉権」という点です。

「指名=入団」ではなく、選手は入団を拒否することもできます。

ドラフト会議の目的

なぜドラフト会議を行うのでしょうか?

ドラフト会議の目的は「戦力の均衡化(きんこうか)」です。

ドラフト会議が行われずに球団と選手が自由に交渉できる環境では、資金力や人気の高い球団に有力選手が集中する可能性が高いです。

特定の球団に有力選手が集中すると、球団間に戦力格差が生まれ、上位球団と下位球団が分かれやすくなります。

上位と下位の球団がはっきりしているとペナントレースの緊迫感やドラマが失われ、ファンは球場へ通わなくなり、収入の減少につながりかねません。

特定の球団に選手が集中せず、戦力の均衡化を目的としてドラフト会議は行われています。

ドラフト会議で指名できる選手

ドラフト会議で指名できる選手ですが、基本的には以下になります。

  • 過去に日本プロ野球の球団に入団したことがない選手
  • 上記のうち日本国籍を持っている、もしくは日本の中学校・高校とこれに準ずる学校、大学とこれに準ずる団体のいずれかに在学した経験を持つ選手
  • 日本の学校に在学中の場合には、ドラフト会議の翌年3月卒業見込み、大学の場合は4年間在学している選手であること

また高校生と大学生でプロ入りを希望する選手は、所属する連盟への「プロ志望届」の提出が義務付けられています。

逆にどのような選手は指名できないのでしょうか。

  • ドラフト開催年度の4月1日以降に退学した選手
  • 所属する連盟にプロ志望届を提出していない学生・生徒
  • 社会人野球のチームに入部した選手で中卒や高卒での入部の場合は入部後3年、それ以外の場合は2年を経過していない選手(所属チームが廃部または休部した場合は除く)
  • 前年のドラフト会議で指名し、その後入団に至らなかった選手(当該球団のみ)、いくつかの例外あり

上記が指名できない選手となります。

ドラフト会議の流れ

ドラフト会議はどのような流れで行われるのかをご説明します。

ドラフト1位・入札抽選制

ドラフト会議の1位指名は「入札抽選制」です。

入札抽選制では全球団が一斉に選手を指名します。

指名がどの球団とも重複しなかった(被らなかった)場合は、指名選手との契約交渉権を獲得できます(重複しない指名は「単独指名」「一本釣り」と呼ばれます)。

指名が重複すると、くじ引きによる抽選となります。

各球団の代表者が抽選箱から封筒を取り出して待機し、司会の合図で一斉に封筒を開ける瞬間は見ている側も非常に緊張します。

テレビでも抽選のシーンはよく放送されており、ドラフト会議といえばくじ引きのイメージを持っている方も多いでしょう。

なお抽選に外れた球団ですが、外れた球団のみで再び入札抽選を行います。

再度指名が重複した場合は抽選を行い、全球団の1位指名選手が決まるまで入札抽選を繰り返します(2回目以降に1位指名された選手を「外れ1位」と呼びます)。

ドラフト2位以降・ウェイバー方式と逆ウェイバー方式

ドラフト2位以降は「ウェイバー方式」と「逆ウェイバー方式」で行われます。

ウェイバー方式

シーズン順位が最下位の球団から優先的に指名できる方式

指名すれば契約交渉権を獲得できるため、抽選はない

逆ウェイバー方式

ウェイバー方式とは逆で、シーズン順位が1位の球団から指名していく

ウェイバー方式と同様、指名すれば契約交渉権を獲得できるため、抽選はない

偶数の指名順位はウェイバー方式、奇数の指名順位は逆ウェイバー方式となります。

ウェイバー方式は最下位の球団から指名しますが、プロ野球にはセリーグ・パリーグと二つのリーグが存在します。

両リーグに最下位のチームがあるので、どちらのリーグが先に指名するのか気になりますよね。

2018年までは交流戦で勝ち越したリーグから先に指名していました。

2019年からは、指名するリーグが1年おきに交互に変わることになりました(2019年セリーグから、2020年パリーグから、2021年セリーグから…)。

ちなみにウェイバー方式で先に指名する権利を「優先権」と呼びます。

例として2019年ドラフト会議を見てみましょう。

2019年シーズン順位セリーグパリーグ
1位巨人西武
2位DeNAソフトバンク
3位阪神楽天
4位広島ロッテ
5位中日日本ハム
6位ヤクルトオリックス

2019年のウェイバー優先権はセリーグなので、2位指名はヤクルトからになります。

ヤクルトの次はパリーグ最下位のオリックスが指名し、オリックスの次はセリーグ5位の中日と順番に指名していきます。

ウェイバー方式での指名順
1番目ヤクルト
2番目オリックス
3番目中日
4番目日本ハム
5番目広島
6番目ロッテ
7番目阪神
8番目楽天
9番目DeNA
10番目ソフトバンク
11番目巨人
12番目西武

12番目の西武の指名が終わると、次は3位指名です。

3位は逆ウェイバー方式なので、2位指名で12番目だった西武が続けて指名を行います。

以降は巨人→ソフトバンク→DeNA…と2位とは逆の順番で指名していきます。

4位以降もウェイバー・逆ウェイバーを繰り返して指名を進めます。

指名人数に関するルール

基本的に各球団10名まで指名することができます。

また全球団での指名人数は合計120名までと上限が決まっています(12球団×10名=120名)。

全球団が「選択終了」するか、全球団での指名人数が120名を超えた時点でドラフト会議は終了となります。

基本は各球団10名までの指名ですが、他球団が10名を指名する前に選択終了していれば、全球団の合計が120名になるまでは11名以上の指名が可能です。

育成ドラフト

ドラフト会議終了時点で指名選手が120名未満の場合「育成ドラフト」が行われます。

育成ドラフトの正式名称は「育成選手選択会議」といいます。

育成ドラフトに抽選はなく、奇数の指名順位はウェイバー方式、偶数の指名順位は逆ウェイバー方式となります。

2021年ドラフト会議の日程や会場は?

2021年のドラフト会議は、2021年10月11日(月)に行われます。

会場は「グランドプリンスホテル新高輪」です。

新型コロナウイルスの影響で、2020年に続きオンライン形式で実施されます。

まとめ

プロ野球のドラフト会議について見てきました。

ドラフト会議は球団・選手どちらにとっても非常に重要で、これまでたくさんのドラマを生んできました。

これからもどのようなドラマが生まれるのか楽しみですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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