ブログを見ていただきありがとうございます。
- プロ野球の順位の決め方を知りたい方
プロ野球シーズンになると毎日のように順位表を目にしますが、順位の決め方はご存じでしょうか。
この記事では、野球観戦歴30年以上の筆者が、プロ野球の順位の決め方をお伝えします。
この記事を読めば、プロ野球の順位の決め方に詳しくなれますよ。
プロ野球の順位について
一口にプロ野球と言っても、順位が決まる試合にはいくつか種類があります。
- オープン戦
- ペナントレース
- 交流戦
上記の中でプロ野球の順位と言えば、年間143試合を戦うペナントレースの順位を指すのが一般的です。
この記事でもペナントレースの順位に関してご説明します。
オープン戦や交流戦については以下の記事でまとめているので、ご覧ください。
→オープン戦と練習試合の最も大きな違いは〇〇だ!特徴も解説!
→プロ野球の交流戦を説明します!【ペナントレースとの関係は?】
順位の決め方
プロ野球の順位は○○で決める
結論からお伝えすると、プロ野球の順位は「勝率」で決まります。
- 勝率…勝ち試合数÷(勝ち試合数+負け試合数)
例として、30勝20敗3引き分けの勝率を見てみましょう。
30÷(30+20)=0.6(勝率.600)となります。
勝率の計算のポイントは、引き分けは勝ちにも負けにも含まれない点です。
引き分けが勝ちにも負けにも含まれないので、ペナントレース終了143試合消化時点で勝ち数が同じ場合は、引き分けの多いチームの勝率が高くなります。
勝ちを積み重ねるのはもちろん大切ですが、不利な展開の試合を引き分けに持ち込むのも重要ですね。
- 80勝57敗6引き分け…勝率.584
- 80勝60敗3引き分け…勝率.571
勝率で順位が決まるのは分かりましたが、勝率が並んだ場合はどのようにして順位を決めるのでしょうか?
勝率が並んだ場合の順位の決め方はセリーグとパリーグで違いがあります。
セリーグ・パリーグそれぞれの順位の決め方を見てみましょう。
セリーグの順位の決め方
セリーグで勝率が並んだ場合、以下の順でペナントレースの順位を決めます。
- 勝ち数が多い球団
- 並んだ球団間の対戦勝率が高い球団
- 前年度順位が上位の球団
勝率が並んだ場合「勝ち数」「並んだ球団間の対戦勝率」「前年度順位」の順番で比べていきます。
「勝ち数」を比べるのは分かりやすくていいですね。
次はパリーグの順位の決め方です。
パリーグの順位の決め方
パリーグで勝率が並んだ場合、以下の順でペナントレースの順位を決めます。
- 並んだ球団間の対戦勝率が高い球団
- 交流戦を除いたリーグ戦の勝率が高い球団
- 前年度順位が上位の球団
勝率が並んだ場合「並んだ球団間の対戦勝率」「交流戦を除いたリーグ戦の勝率」「前年度順位」の順番で比べていきます。
セリーグは勝ち数を比べるのに対して、パリーグはリーグ内での強さを比べていますね。
まとめ
- プロ野球の順位は「勝率」で決める
- 勝率…勝ち試合数÷(勝ち試合数+負け試合数)
- 勝率が並んだ場合、セリーグ・パリーグで順位の決め方は異なる
プロ野球の順位の決め方を見てきました。
勝率が並んだ場合の順位の決め方がセリーグ・パリーグで違うのは、両リーグの考え方が見えて面白いですね。
順位争いはプロ野球を楽しむ上で欠かせない要素です。順位の決め方を覚えてプロ野球をより深く楽しみましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
→プロ野球のマジックとは?【点灯条件や自力優勝を解説します】