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- プロ野球の日本一回数が多いチームを知りたい方
プロ野球の日本一を決める日本シリーズは1950年に始まり、これまでに70回以上も行われてきました。
長い歴史を誇るプロ野球で日本一回数が多いチームはどこなのか気になりますよね。
この記事では日本一回数が多いチームをランキング形式でご紹介します。また、リーグ優勝回数も合わせてご紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
同率11位(2チーム)
- 阪神タイガース
- 日本一回数1回(リーグ優勝9回)
年度 | |
日本一 | ・1985年 |
リーグ優勝 | ・1937年秋 ・1938年春 ・1944年 ・1947年 ・1962年 ・1964年 ・1985年 ・2003年 ・2005年 |
1985年日本一に輝いた阪神最大の特徴は「ニューダイナマイト打線」と呼ばれる強力打線です。
1番真弓・3番バース・4番掛布・5番岡田が30本以上のホームランを記録しており、バースは三冠王を獲得しています。
巨人戦でバース・掛布・岡田が槙原から放ったバックスクリーン3連発の映像は、今でもテレビで流れることがありますね。
- 東北楽天ゴールデンイーグルス
- 日本一回数1回(リーグ優勝1回)
年度 | |
日本一 | ・2013年 |
リーグ優勝 | ・2013年 |
2013年の楽天は星野監督の下、創設9年目で球団史上初のリーグ優勝・日本一を達成しました。
田中将大が24勝0敗1セーブという素晴らしい成績を残し、最優秀選手(MVP)に選ばれました。
また、新人の則本は15勝を挙げ、新人王を受賞しています。
チーム勝利数82勝のうち、上記の2選手で39勝と存在の大きさが分かりますね。
同率9位(2チーム)
- 中日ドラゴンズ
- 日本一回数2回(リーグ優勝9回)
年度 | |
日本一 | ・1954年 ・2007年 |
リーグ優勝 | ・1954年 ・1974年 ・1982年 ・1988年 ・1999年 ・2004年 ・2006年 ・2010年 ・2011年 |
2007年の中日はシーズン2位からクライマックスシリーズで優勝し、日本シリーズに出場しています。
日本シリーズでは日本ハムと対戦し、4勝1敗で日本一を達成しました。
日本一を達成した第5戦では、山井・岩瀬の継投による完全試合を記録しています。
継投による完全試合ということで、山井の交代に関して賛否両論があり当時は議論になりました。
- 横浜DeNAベイスターズ
- 日本一回数2回(リーグ優勝2回)
年度 | |
日本一 | ・1960年 ・1998年 |
リーグ優勝 | ・1960年 ・1998年 |
1998年の横浜日本一の原動力は「マシンガン打線」と呼ばれる打線です。
ホームラン数は多くないですが、非常につながりのある打線で、リーグ1位のチーム打率・得点を記録しました。
また「ハマの大魔神」こと佐々木主浩が、46セーブポイント・防御率0.64と抑えとして圧倒的な成績を残しています。
同率7位(2チーム)
- 広島東洋カープ
- 日本一回数3回(リーグ優勝9回)
年度 | |
日本一 | ・1979年 ・1980年 ・1984年 |
リーグ優勝 | ・1975年 ・1979年 ・1980年 ・1984年 ・1986年 ・1991年 ・2016年 ・2017年 ・2018年 |
広島は1979年に球団史上初の日本一に輝きました。
1979年の日本シリーズで有名なのは「江夏の21球」と呼ばれるシリーズ第7戦・9回裏の攻防です。
1点リードの9回裏、江夏が自らノーアウト満塁のピンチを招きましたが、後続の打者を見事に抑えて日本一を決めたのです。
- 北海道日本ハムファイターズ
- 日本一回数3回(リーグ優勝7回)
年度 | |
日本一 | ・1962年 ・2006年 ・2016年 |
リーグ優勝 | ・1962年 ・1981年 ・2006年 ・2007年 ・2009年 ・2012年 ・2016年 |
2016年の日本ハムは「二刀流」で有名な大谷翔平が投手として10勝、打者として打率.322・22本のホームランを記録しました。
もちろん大谷以外にも多くの選手が活躍し、レアードがホームラン王、中田翔が打点王のタイトルを獲得しています。
日本シリーズは25年ぶりの優勝で勢いのある広島が相手でした。
敵地での第1・2戦は連敗しましたが、第3戦から4連勝し日本一になりました。
6位
- 千葉ロッテマリーンズ
- 日本一回数4回(リーグ優勝5回)
年度 | |
日本一 | ・1950年 ・1974年 ・2005年 ・2010年 |
リーグ優勝 | ・1950年 ・1960年 ・1970年 ・1974年 ・2005年 |
2005年のロッテはシーズン2位からプレーオフを勝ち進み、日本シリーズに出場します。
ちなみに2005年はプレーオフの勝者がリーグ優勝となるルールでした。
日本シリーズでは阪神を相手に4連勝と圧倒し日本一を決めました。
3割打者が4人、二桁勝利が6人と非常にレベルの高い戦力がそろっていたチームです。
5位
- オリックス・バファローズ
- 日本一回数5回(リーグ優勝14回)
年度 | |
日本一 | ・1975年 ・1976年 ・1977年 ・1996年 ・2022年 |
リーグ優勝 | ・1967年 ・1968年 ・1969年 ・1971年 ・1972年 ・1975年 ・1976年 ・1977年 ・1978年 ・1984年 ・1995年 ・1996年 ・2021年 ・2022年 |
1996年のオリックスは名将・仰木監督の下で日本一を達成し、阪神淡路大震災の被災地に勇気と希望を届けました。
打線はイチロー・ニールが中心となり、投手では星野伸之・フレーザーが二桁勝利を挙げています。
イチロー・田口・本西の「鉄壁の外野守備陣」が印象強い方も多いでしょう。
2022年は前年の日本シリーズで敗れたヤクルト相手にリベンジを果たします。強力投手陣の活躍で26年ぶりの日本一に輝きました。
4位
- 東京ヤクルトスワローズ
- 日本一回数6回(リーグ優勝9回)
年度 | |
日本一 | ・1978年 ・1993年 ・1995年 ・1997年 ・2001年 ・2021年 |
リーグ優勝 | ・1978年 ・1992年 ・1993年 ・1995年 ・1997年 ・2001年 ・2015年 ・2021年 ・2022年 |
1990年代のヤクルトは「ID野球」の野村監督が、日本一に3回導いています。
2001年はレギュラー8人が規定打席に到達しており、固定メンバーで安定した戦いを行っていました。
2001年の日本シリーズは、強打でリーグ制覇した近鉄の「いてまえ打線」を封じ込めて日本一に輝いています。
2021年は高津監督の下、2年連続最下位から20年ぶりの日本一を達成しました。
3位
- 福岡ソフトバンクホークス
- 日本一回数11回(リーグ優勝21回)
年度 | |
日本一 | ・1959年 ・1964年 ・1999年 ・2003年 ・2011年 ・2014年 ・2015年 ・2017年 ・2018年 ・2019年 ・2020年 |
リーグ優勝 | ・1946年 ・1948年 ・1951年 ・1952年 ・1953年 ・1955年 ・1959年 ・1961年 ・1964年 ・1965年 ・1966年 ・1973年 ・1999年 ・2000年 ・2003年 ・2010年 ・2011年 ・2014年 ・2015年 ・2017年 ・2020年 |
2010年代は6回の日本一と、近年は特に強さが際立っているソフトバンクです。
チーム全体が日本シリーズの大舞台で戦い慣れており「王者」という表現がぴったりですね。
今後どこまで日本一回数を伸ばすのか注目です。
2位
- 埼玉西武ライオンズ
- 日本一回数13回(リーグ優勝23回)
年度 | |
日本一 | ・1956年 ・1957年 ・1958年 ・1982年 ・1983年 ・1986年 ・1987年 ・1988年 ・1990年 ・1991年 ・1992年 ・2004年 ・2008年 |
リーグ優勝 | ・1954年 ・1956年 ・1957年 ・1958年 ・1963年 ・1982年 ・1983年 ・1985年 ・1986年 ・1987年 ・1988年 ・1990年 ・1991年 ・1992年 ・1993年 ・1994年 ・1997年 ・1998年 ・2002年 ・2004年 ・2008年 ・2018年 ・2019年 |
日本一回数13回を誇る西武は、1980年代後半から1990年代前半にかけて6回の日本一に輝いています。
「西武黄金時代」と呼ばれていましたね。
AKD砲こと秋山・清原・デストラーデのクリーンアップ、投手陣では工藤・渡辺久信・郭泰源(かくたいげん)、他にも素晴らしい選手が数多く在籍していました。
間違いなく球史に残る強さのチームといえるでしょう。
1位
- 読売ジャイアンツ(巨人)
- 日本一回数22回(リーグ優勝47回)
年度 | |
日本一 | ・1951年 ・1952年 ・1953年 ・1955年 ・1961年 ・1963年 ・1965年 ・1966年 ・1967年 ・1968年 ・1969年 ・1970年 ・1971年 ・1972年 ・1973年 ・1981年 ・1989年 ・1994年 ・2000年 ・2002年 ・2009年 ・2012年 |
リーグ優勝 | ・1936年秋 ・1937年春 ・1938年秋 ・1939年 ・1940年 ・1941年 ・1942年 ・1943年 ・1949年 ・1951年 ・1952年 ・1953年 ・1955年 ・1956年 ・1957年 ・1958年 ・1959年 ・1961年 ・1963年 ・1965年 ・1966年 ・1967年 ・1968年 ・1969年 ・1970年 ・1971年 ・1972年 ・1973年 ・1976年 ・1977年 ・1981年 ・1983年 ・1987年 ・1989年 ・1990年 ・1994年 ・1996年 ・2000年 ・2002年 ・2007年 ・2008年 ・2009年 ・2012年 ・2013年 ・2014年 ・2019年 ・2020年 |
日本一回数、堂々の1位は巨人です。
巨人の日本一で代表的なのは、何といっても1965~1973年の9年連続日本一(V9)でしょう。
2人のスーパースター、王・長嶋のON砲を中心にした守りのチームで、日本におけるスモールベースボールの先駆けといえます。
9年連続日本一はとてつもない偉業ですね。
今後のプロ野球でも、V9は破られないでしょう。
まとめ
日本一回数ランキングを見てきました。
巨人の1位は予想していた方も多かったのではないでしょうか。
近年はソフトバンクの日本一回数が多く、巨人の記録にどこまで迫るかも注目ですね。
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